7月豪雨 農水被害にも光を 芦北町と八代市に田村・まじま氏が義援金 熊本

20200807_1843115 日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三前衆院議員、熊本県委員会の代表は8月6日、7月豪雨で甚大な被害が発生した芦北町と八代市を訪れ、全国から被災者に役立ててほしいと党中央委員会や県委員会に寄せられた義援金を届けました。
 
 芦北町で竹﨑一成町長らと、八代市で田中浩二副市長と懇談し要望を聞きました。松岡勝県委員長、山本伸裕県議、坂本登・芦北町議、橋本徳一郎・八代市議が参加しました。
 
 芦北町は11人が死亡、1人が不明のまま。住家と店舗の被害は合わせて1500戸以上に及びました。
 
 竹﨑町長は、人的被害や家屋などの被害回復に寄り添う対応をしたいと話し、「農林水産業の被害にも光を当てて救済の道を開いてほしい。(補助の際の)受益者負担についても耐えられる状況ではない。公的方策をもって対応してほしい」と求めました。
 
 田村氏は、負担軽減の対策を含めた支援をすすめると同時に、被害農地には「来年の作付けに間に合う復旧支援策を農林水産委員会でただしたい」と応じました。まじま氏は中小事業所支援について、被災者の声でグループ補助金の手続きを簡素化した「なりわい再建補助金」などが実現したとして、「声をどんどん上げて支援の拡充を図りたい」と述べました。(しんぶん赤旗 2020年8月7日)