総選挙勝利・躍進へ 各地で支援呼びかけ/政治正すため全力 田村貴昭衆院議員が訴え 福岡

朝宣伝をする(右から)田村、出口、大石の各氏=28日、北九州市 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月28日朝、北九州市のJR小倉駅前で、来年1月の北九州市議選での勝利をめさす出口成信市議と大石正信予定候補とともに街頭宣伝をしました。
 
 田村氏は、記者会見などで自己責任論を強調する菅首相を批判。豪雨水害や、コロナ禍に直面した国民に支援の手を差し伸べるのが政治の役割だと指摘し、「早期の国会開会を要求し間違った政治をただすため全力をあげる」と力を込め、総選挙での躍進に向けた支援を訴えました。
 
 出口氏は行政のPCR検査拡大を訴え、市内の大学学内に検査を広げる自身の市議会論戦について語りました。大石氏は、市政アンケートに寄せられた売り上げ減少やアルバイトの激減に苦しむ中小業者や学生の声を紹介し「総選挙と市議選を通じて新しい政治の流れをつくろう」と呼びかけました。
 
 宣伝に参加した男性(66)は、「市民から『安倍忖度(そんたく)の下関北九州道路よりコロナ対策を』の声が上がり、宣伝への反応も良くなっている。街頭での訴えを強めて党の元気な姿を見せていきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年9月29日)