農業支援へ国政転換 紙議員交え語るつどい 宮崎市

宮崎農民連との懇談=10日 (2) 日本共産党宮崎県委員会は10月10日、紙智子参院議員を迎え、農家などが参加した「語るつどい」を宮崎市内で開きました。つどいに先立ち、紙氏のほか、田村貴昭衆院議員、まつざき真琴衆院比例候補も交えて県農民連の役員と懇談しました。
 
農家の現状聞く
 
 つどいでは、親元で就職する人への支援の充実や自給率の向上、食の安全を求める意見、農業の大規模化と優遇を進める政治のあり方への懸念などが出されました。
 
 紙氏は、「国の政治の向いている方向を変える必要がある。思い切り自民党の議席を減らしていく選挙にしていかないといけない」として支援を呼びかけました。
 
 山林の盗伐被害者らも参加し、取り締まり強化や厳罰化を求めました。
 
農民連と懇談
 
 農民連との懇談では、県内の農家の持続化給付金の申請が進んでいないことから国が周知を強めるよう要望が出されました。コロナ禍での肉牛生産者の苦境や、焼酎の需要減に伴う原料甘藷(かんしょ)の減反などの状況が報告されました。
 
 来住一人、前屋敷恵美両県議、松本たかし衆院宮崎3区予定候補、久保田早紀宮崎市議が同席しました。(しんぶん赤旗 2020年10月14日)