暮らし守る政治へ 紙参院議員迎え街頭演説会 田村衆院議員訴え 久留米・大牟田

DSC00584 (2) 日本共産党の紙智子参院議員は12月13日、福岡県久留米市と大牟田市で田村貴昭衆院議員・九州・沖縄ブロック比例予定候補と共に街頭演説し、総選挙での政権交代を訴えました。
 
 紙氏は、コロナ禍の中でも「Go To トラベル」を続ける菅政権を批判。種苗法改悪について、海外流出防止のウソとごまかしで農家の種取りの権利を脅かし、一部の企業などによる種の支配を進めるものだと指摘しました。地方経済の柱に中小企業と農林水産業を据え、消費税を減税して疲弊する地方を立て直そうと訴え、「日本共産党を含む野党連合政権を実現しましょう」と力を込めました。
 
 田村氏は、県内自治体で広がる医療・介護従事者などへの無料PCR検査の動きを紹介し、政治を動かす日本共産党の姿を強調。2人の元農水相への献金疑惑徹底追及の決意を述べ「九州・沖縄比例で党議席増を」と呼びかけました。
 
 衆院小選挙区の河野かずひろ(福岡6区)、江口まなぶ(同7区)両予定候補が訴えました。
 
 特別支援学校で働く女性(35)は「陽性時の人員の保障が無く、PCR検査に葛藤がある」と述べ、教職員増員に共感。「自公政権は政権の役割を果たしていない。子どものことなど身近な話題で政権交代を語っていきたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年12月15日)