米軍訓練移転 交付金デマに反論を 田村氏ら住民と懇談 鹿児島・西之表

報告する田村氏(正面右から2人目)と、まつざき(その左隣)、平良(右端)の両氏=21日夜、鹿児島県西之表市 日本共産党の田村貴昭衆院議員、まつざき真琴衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補(鹿児島2区重複)、平良行雄県議は7月21日夜、鹿児島県西之表(にしのおもて)市で、「馬毛(まげ)島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」と懇談しました。45人が参加し、同島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)移転をめぐる田村氏の国会活動報告を聞きました。
 
 会場から「基地再編交付金で税金が安くなるという話が出回っている」などの質問や意見が出ました。
 
 田村氏は「(同交付金に関する)うわさ、デマがあれば教えてほしい。調査してまとめて反論してほしい。私も力を出したい」と答えました。環境影響評価(アセスメント)の手続きに必要な意見書をつくる県知事への市民・県民の要請を強めようと訴えました。馬毛島のシカ、生物多様性を世界の自然保護団体から発信してもらうような働きかけを提案しました。
 
 田村氏は最後に「9月以降必ず総選挙があります。馬毛島問題を国会で取り上げる議員の一翼に入って頑張りたい」と訴えました。
 
 まつざき氏は「原発も基地も交付金はあっても結局住民のためには使われない」と指摘。
 
 平良氏は「みなさんの意見を県議会に届ける」と述べました。
 
 橋口美幸、渡辺道大の両市議が参加しました。(しんぶん赤旗 2021年7月24日)