「比例は共産党」最後の最後まで 比例候補こん身の訴え

 自公政権の継続か、野党共闘で政権交代か、歴史的な衆院選が、あす10月31日投票日を迎えます。中国、四国、九州・沖縄各ブロックの比例代表選挙はどこも、一票を争う大接戦、大激戦となっており、「抜きつ抜かれつ・横一線」のたたかいとなっている沖縄1区とともに、何としても勝ち抜こうと、日本共産党の比例候補と、あかみね政賢比例・沖縄1区重複候補が全力で奮闘しています。
 
「平和の心」を国政に 沖縄1区 あかみね候補
 
 1票を争う大接戦の衆院沖縄1区。「オール沖縄」代表で日本共産党の、あかみね政賢候補は「沖縄の平和の心」を国政に届ける「宝の議席」を守る同区での必勝に向けて連日、那覇市内の街頭演説で「あと一回り二回り、支持を広げることをお願いします」と呼びかけています。
 
28日の街頭演説に玉城デニー沖縄県知事が駆け付け、「沖縄の歴史や社会的背景に精通し、解決に向けた提案をしっかり行う頼りになる議員が必要だ」と応援演説しました。
 
演説を聞いた女性(77)は「辺野古の米軍新基地建設の中止やジェンダー平等社会の実現を目指すのは、1区は、あかみねさんしかいない。最後まで支持を広げたい」と語りました。
 
暮らしと営業応援 田村候補 福岡
 
 「暮らしと嗇業を応援する共産党を伸ばしてください」—— 。日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は29日、福岡県行橋市と苅田町で街頭宜伝をしました。
 
田村氏は、「米軍基地化」が進められている航空自衛隊築城(ついき)基地にふれ、「住民とともに反対してきたのが共産党。『平和を守れ』の声を筋金入りの平和の党に」と呼びかけました。
 
「ジェンダー平等や気候変動などさまざまな問題に共産党が一番真剣に取り組んでいる」というのは「しんぶん赤旗」読者の女性(48)。「農林水産業を守るためにも田村さんには国会へ行ってほしい」と期待を寄せます。
 
演説を聞いていた花屋の女性は、「消費税10%はやっていけない。すぐに減税してほしい。頑張って」と激励。
 
駆け付けた苅田北支部の男性(66)は「野党共闘が進んでいる。政権交代を実現するため、残り時間は少ないが精いっぱい支持を広げたい」と話します。
 
教育とケアを充実 まじま候補 大分
 
 日本共産党の、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例候補は28日、大分、臼杵、津久見、佐伯の各市を駆けめぐり、「比例2議席目奪還を果たすため、もう一回り、二回りと支援の輪を広げください」と呼びかけました。
 
大分市の住宅団地では山下かい大分1区候補とともに訴え。自冶会長や公民館、子ども会の役員らも加わって聴衆の輪ができました。
 
まじま氏は「誰もが長生きを喜べる政冶、子どもらがお金の心配なく教育を受けられる社会を政権交代で実現しよう。そのために共闘に力を尽くす共産党を大きくしてほしい」と力を込めました。
 
「政党の演説を見るのも聞くのも初めて」という40代女性は「子を持つ親として学費、教育の話がよかった。共産党のイメージが初めてつかめた。投票に行きたい」と期待を寄せました。
 
佐賀関地域では大規模風力発電の乱開発に反対する住民の女性(74)が「大企業の横暴を政冶の力でやめさせてほしい。私たちも応援する」とのべ、まじま氏とグータッチを交わしました。
 
9条を外交に生かす まつざき候補 鹿児島
 
 日本共産党のまつざき真琴衆院九州・沖縄比例候補(鹿児島2区重榎)は29日、鹿児島市の喜入、谷山地域(いずれも2区)を駆け巡り、14ヵ所で街頭演説しました。「市民と野党の共闘、党派を超えたご支援で国政へ押し上げてほしい」「比例代表で日本共産党を大きく伸ばしてください」と声を振り絞りました。
 
まつざき候補は「一人ひとりの1票で、暮らしに希望が持てる新しい政治を一緒につくっていこう」「アメリカ言いなりに辺野古や馬毛島に基地をつくり、兵器を爆買いするのではなぐ、憲法9条を生かした平和外交を。政権交代で実現しよう」と訴えました。
 
演説を聞きに集まった人たちから、「きばいやんせ」「まつぎきさんの支持を広げている」「自民党政冶を何とかして」と次々激励がありました。
 
県選対本部は、あらゆる結びつきに声をかけ切り、最後の最後まで奮闘することを呼びかけています。(しんぶん赤旗 2021年10月30日)