事業者「なるほど」 福岡歯科保険医協会と参院予定候補懇談 中小支援・賃上げ党政策に期待

懇談の様子。(左側奥に向かって)田村、にひ、まじまの3氏=22日、福岡市 (1) 日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補、まじま省三参院選挙区予定候補、田村貴昭衆院議員は2月22日、福岡県歯科保険医協会と福岡市内で懇談し、要望などを聞き取りました。
 
 にひ・まじま 田村氏訴え田村議員が、政府の後手後手のコロナ対策、改憲の動きなどの国会情勢を報告。にひ、まじま両予定候補が党の政策の紹介と併せて、参院選に向け、要求実現の先頭に立ちたいと意気込みを語りました。
 
 懇談には同協会の大崎公司会長、杉山正隆副会長、浦川修副会長ら7人が出席。コロナ禍での実情、同協会の取り組みを通じての課題を語りました。さらに岸田自公政権による75歳以上の医療費2倍化や診療報酬の引き下げの背景に新自由主義路線があるとの指摘や、歯の治療用金属材「金パラ」の価格の決定方法が経営を圧迫していることから改善の要望が出ました。
 
 党の政策について、まじま予定候補が訴えた、中小企業支援をセットにした最低賃金引き上げを提案。「事業者として『なるほど』と思った」などの賛同の声がありました。同協会側から野党共闘への期待が語られ、参院選で、にひ、まじま両予定候補を「再び国会に復帰させたい」との声が寄せられました。
 
 にひ予定候補は、同協会をはじめ国民的な要求が総選挙での共通政策となったとし、「これを力に参院選に全力をあげたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年2月25日)