負担強いるインボイス 田村衆院議員迎え学習会 鹿児島・出水

田村議員の講演を聞く参加者=26日、鹿児島県出水市 日本共産党の田村貴昭衆院議員は11月26日、鹿児島県出水市で出水民主商工会が開いた、インボイス制度の学習会で講師を務めました。農業を営む人や自営業者など約20人が参加しました。
 
 田村議員は、中小業者・免税業者に新たに税負担を強いるインボイス制度について解説。共産、立民、社民、れいわ、無所属国会議員が呼びかけ、インボイス問題を検討する超党派議員連盟が今月16日に発足したことや、与党内からも導入中止や延期を求める声が上がりはじめていると、情勢報告を行いました。田村議員は「国民の運動がここまで追い込んできたことに確信を持ってほしい。皆さんから現場で聞いた話を国会論戦に結び付けて、何としてもこの間違った税制を正すために全力を尽くします」と訴えました。
 
 参加者からは、インボイス制度が農業従事者に与える影響についての質問や、「身の回りで話題にして問題意識を共有したい」などの感想が出されました。
 
 田村議員は同日夕、党米ノ津支部主催の集いに日本共産党の中嶋敏子市議とともに出席しました。(しんぶん赤旗 2022年11月29日)