“じん肺動いてくれた党”/長崎・西海市議選12日告示今徳候補を応援/田村、ふちせ候補に声援

 12日告示を迎える長崎県・西海市議選。日本共産党は今徳文雄氏を立て、空白克服、初議席をめざします。今徳候補は4月6日田村貴昭衆院比例候補とともに旧五町、西海市全域を駆け巡りました。

 午前、今徳候補の地元である旧崎戸町、旧大島町を中心に宣伝。

 今徳候補は、県内のほかの橋と比べても高すぎる大島大橋の通行料の無料化を党として県に申し入れたことを報告。

 国保料支払いに苦しむ女性の声も紹介しながら、「合併後、『ひとつもいいことがなかった』というのが住民の声。日本共産党の一議席で、住んでよかったといえる町をつくろう」と訴えました。

 田村候補は、移動販売車の実現や役場での高額医療費の受け取りなど今徳候補の実績を紹介。「日本共産党の議席は住民の願いを実現させる力。政府の福祉削減とたたかっている日本共産党を勝利させ、くらしと福祉を守っていこう」と呼びかけました。

 崎戸町で演説を聞いていた漁師は、「魚は獲れるが価格が安くて大変。養殖業者も潰れている」と苦境を語りました。じん肺患者という男性は、「長い間、炭鉱で働いてきた。病気のことでもすぐ動いてくれたのは共産党。がんばってほしい」と期待を寄せました。

 午後、ふちせ栄子衆院比例候補も参加して、旧大瀬戸町で訴えました。ふちせ候補は、「消費税はくらしを壊すだけでなく、命さえ縮めてしまう税金。今度の総選挙は増税を許すのか、食い止めるかの選挙」だと訴え、日本共産党への支持を訴えました。

 買い物帰りの女性は、「これまでほかの党に入れていたがよくならなかった。共産党は一番清潔です」と話しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年4月9日)