鹿児島・日置 田村氏「つどい」で熱弁/「わかりやすい」好評

  衆院九州・沖縄ブロック2議席の獲得、5月10日告示17日投票の市議選勝利に向け5月4日、日本共産党の田村貴昭衆院比例候補を弁士に開かれた鹿児島県日置市での「つどい」は、吹上町十二人、伊集院町二十二人、東市来町十四人が参加しました。

 田村比例候補は、時おりユーモアをまじえながら、大企業の横暴な派遣切りとたたかった自身の活動や米軍への「思いやり予算」の中身など、財界言いなりアメリカ中心の「二つの政治悪」をただす党の日本改革の方針を電気紙芝居も活用し、熱弁を振るいました。

 日置市議選(定数二十二、八減)で日本共産党は、現職の坂口ルリ子市議から交代する、新人の山口はつみ氏(五五)を擁立し、現有議席獲得をめざします。今回、旧伊集院町、旧東市来町、旧日吉町、旧吹上町の四町合併後、初の全市一区の選挙です。

 山口市議候補は「日本共産党が行ったアンケートで『暮らしがきびしくなった』と答えた人が80%を超え、国保値下げを望む人は、80%に達しています。この市民の願いを届けるためなんとしても市議会へ」と、支援を訴えました。

 質疑応答では、「爆音を響かせ薩摩半島一帯に超低空でたびたび飛来する米軍機を何とかしてほしい」(六十代男性)、「農業問題が分かりやすかった。食料の自給率は早急に50%に戻してほしい」(六十代女性)などの意見が出されました。また、「面白かった」「共産党や政治のことがよく分かった」などの感想が寄せられました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年5月8日)