「21世紀の日本問われる」/九州・沖縄いっせい宣伝/赤嶺氏ら訴え

九州・沖縄いっせい宣伝=2009.6.15博多駅前

  目前の総選挙、九州・沖縄比例ブロック(定数21)で2議席獲得のため、九州・沖縄各地の日本共産党は6月15日、ことし5回目の「衆院選勝利へ九沖ブロックいっせい宣伝行動」を取り組みました。駅前やターミナルなど400カ所以上で、比例候補を先頭に宣伝しました。

 「今度の総選挙は21世紀の日本の新しい姿が問われる重大な選挙です」。赤嶺政賢衆院議員、田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補は早朝、通勤客で混雑するJR博多駅前(福岡市)で訴え。周辺では福岡県委員会の勤務員らがビラを配布しました。

九州・沖縄いっせい宣伝=2009.6.15博多駅前

 
赤嶺氏は国会報告を交えながら、日本が進むべき道として、「ルールある経済社会」「自主・自立の平和外交」という二つの「旗印」を提示。「二大政党」とい
いながら消費税増税や改憲など自民・公明と民主は結局、同じ悪政を競い合う立場にあると批判。「危険な方向に向かう政治に立ちふさがり、憲法を守り、大企
業優遇政治を変えるのは日本共産党しかない」と強調しました。

 鹿児島では、ハローワークを訪れる求職者に「雇用を守るアンケートへご協
力を」と呼びかけながら、宣伝。干葉県の会社を今年退職して両親がいる市内の実家に帰ってきたという60歳の男性が「共産党が一番まともなことを言う。頑
張って」と声をかけました。(しんぶん赤旗2009年6月16日)