高齢者いじめ許さぬ 市田書記局長 宮崎、鹿児島まわる 

 大激戦の総選挙も残り6日の終盤となった24日、日本共産党の市田忠義書記局長が、九州・沖縄比例ブロック(定数21)で2議席獲得の応援のため宮崎、鹿児島両県を駆け巡りました。


 党の11比例候補のうち、宮崎で田村貴昭、ばば洋光両候補が、鹿児島で赤嶺政賢、山口ひろのぶ両候補が気迫の訴えをしました。


 市田書記局長は、今回の総選挙で、日本共産党躍進つきの自公政権退場の審判でないと、国民の命も暮らしも守れないと強調。比例ブロックで赤嶺前衆院議員の議席を絶対確保して、田村さんの2議席目を獲得するため、2票あるうちの比例で「共産党」という対話・支持拡大を広げに広げてほしいと呼びかけました。


 宮崎市内の繁華街で街角にびっしり集まった聴衆。自民党を応援してきたと話す62歳の女性は、「高齢者から銭をとるような自公政治はもういらない。政権交代させたいから、選挙区は民主に入れるけど、今日の演説を聞いて『比例は共産党』と考えてみたい」と話していました。
宮崎で馬場候補と 2009.08.24


 受け取った党のマニフェストに時おり視線を落としながら、最後まで市田氏の話を聞いていた若い男性は、「今度の選挙は大事だから、各党の話を全部聞いたうえで投票したかった」と話します。(しんぶん赤旗2009年8月25日)