原発撤退 願い署名に 党福岡県委が全県で宣伝

カップルも中学生も足を止め

 日本共産党福岡県委員会は6月6~12日を〝原発ゼロへ活動強化週間″とし、全県で「原発からの撤退を求める」署名、宣伝を始めました。

 6日夕方は、岡野隆県委員長を先頭に福岡市中央区天神で署名を呼びかけました。

 東日本大震災の被災地の写真パネルを掲げて、震災募金を訴え、パンフ『「科学の目」で原発災害を考える』も販売しました。

 国会議員九州・沖縄ブロック事務所長の田村貴昭氏らが「福岡県は西に佐賀県玄海原発、東に愛媛県伊方原発と危険な原発にはさまれています。原発ゼロをめざす思いを署名に託してください」と訴えました。

 「原発問題を『科学の日』で考えるというのにひかれた」という男性などがパンフを購入しました。

 「原発ゼロヘ」のビラを見たカップルが「やっていこう」と署名。「体に害がある放射能は怖いけど、電力は大丈夫なの」とたずねてきた女子中学生2人組は、太陽光、小規模水力など自然エネルギーヘの転換の話に納得して署名しました。

 西区の30代の女性は「いまからの日本を背負う子どもたちのために原発はなくすべき」と話しました。(しんぶん赤旗 2011年6月8日)