艦載機訓練移転で赤嶺議員らが西之表・屋久島住民と懇談

静かな馬毛島おびやかす

 米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)を鹿児島県西之表(にしのおもて)市の馬毛島(まげしま)へ移転させる動きが強まる中、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は7月21日、同市と屋久島町を訪れ、受け入れ反対の住民らと懇談しました。田村貴昭九州・沖縄ブロック事務所長、まつざき真琴県議、基地対策委貝会の小泉親司責任者が同席しました。

 赤嶺氏は▽米軍再編の交付金は原発のように結果的に地域を壊す▽爆音被害は周辺地域にかからないとする防衛省の説明は気象条件すら考慮になく根拠がない▽移転しても沖縄の基地負担軽減にはならない―ことを明かしました。辺野古(沖縄県名護市)のたたかいも始まりは、わずか数人と日本共産党だけだったことにふれ、「地元の首長、住民らの連携した運動が動かしてきた」とのべました。

 まつざき県議は、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市}の「移設」の企図を打ち破った徳之島のたたかいを紹介しました。

 田村氏は、FCLP受け入れによる治安問題に関して、「米軍は馬毛島の中のみで活動すると言っているが、酒場もないところでじっとしているはずがない」と指摘。築城基地(福岡県)や新田原基地(宮崎県)などでの米兵の不法侵入事件をあげて、静かで安全な島の生活が脅かされる危険を訴えました。

 屋久島町での懇談会は35人が参加。馬毛島を守る屋久島の会代表の古居智子さんは「全国的な問題にしていくために、ここで得た情報を発信していきたい」と話しました。

 50人が参加した西之表市の懇談では、防衛省がこそこそと住民に誘致を働きかけていることを告発する発言が相次ぎました。橋口みゆき市議は「沖縄では県知事が地位協定を問題にせざるを得ない状況になってきた。沖縄のたたかいに学んで、馬毛島でも受け入れを許さない広範な住民の声をつくっていこう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2011年7月24日)