九電は第三者委員会の報告を真摯に受け止めよ 九電本社へ緊急申し入れ

 九州電力が国に提出した玄海原発を巡る「やらせメール」問題の最終報告書の問題で、日本共産党福岡県委員会と田村貴昭衆院比例代表候補は10月17日、九電本社(福岡市)へ緊急の抗議行動を行いました。

 これには、田村比例候補、真島省三前県議、高瀬菜穂子元県議、比江嶋俊和前福岡市議、倉元達朗前福岡市議、堀内徹夫党中央・南地区委員長ら8名が参加。田村候補が要望書を読み上げ、担当者へ手渡しました。

 要望書では、「国民、県民の批判、第三者委員会の報告を真摯に受け止め、無反省な最終報告書を撤回し、真相と責任の所在を明らかにすること」「国や自治体との癒着の根を断つ措置をとること」など、4項目を求めています。

 終了後、九電本社前で抗議の座り込み行動を続けている「原発止めよう!九電本店前広場」を激励しました。

 この日は、九州経済産業局へ申し入れも行い、九電に無反省な最終報告書の撤回と再報告を求め、政府の責任による事実の解明、九電と国、立地自治体との癒着を断ち切ることなどを求めました。