巨大開発復活を批判 田村比例候補ら北九州市で宣伝

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補と高瀬菜穂子福岡10区候補は2月3日、北九州市門司、小倉北、小倉南区を宣伝力ーで回り、街角演説に臨みました。

 小倉北区の旦過市場前では、厳しい冷え込みの中、聴衆約20人が耳を傾けました。

 高瀬氏は、最悪の大衆課税・消費税増税について、「共産党は一貫して反対し、食料品や生活必需品だけでも非課税にと、運動を続けてきた」ことを紹介。「ムダな八ツ場ダムなど巨大開発が復活する一方で、消費税10%引き上げはひどすぎる」と批判しました。

 田村氏は、沖縄防衛局長の「講話」問題にふれ、「国家権力が選挙の自由に介入する反民主主義的犯罪だ」と抗議。「新基地ノーの県民の気持ちを生かすためにも、普天間基地の即時撤去、日米軍事同盟から対等平等の日米友好条約に切り替えるべきだ」と語りました。

 話を聞いていた女性(60)は「消費税増税など負担ばかりで暮らしていけない。共産党に頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年2月5日)