普天間基地撤去で 田村氏が訴え 宜野湾市長選12日投票

 大激戦の沖縄県宜野湾市長選(12日投票)で日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は2月7・8の両日、市内各地で元市長の候補=日本共産党、社民党、沖縄社大党推薦=の必勝を熱く訴えました。

 田村氏は、候補が市長時代に普天間基地の「県内たらい回し」を許さず、3度訪米して閉鎖・撤去を訴えてきた抜群の行動力と、中学卒業までの入院医療費無料化や認可保育園増設、小・中学校の老朽校舎改築など、医療・福祉・教育でも豊かな実績を残してきたと紹介。「候補の勝利で普天間基地を撤去し、『市長が主役』の市政を発展させよう」と呼びかけました。
 市長候補は、2004年の沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故以降も、普天間基地周辺では昼夜を問わない爆音と墜落の危険が放置されていると告発。「MV22オスプレイの配備を許さず、日米両政府に普天間基地の閉鎖・返還を迫り、跡地利用を必ず実現させたい」と力強く訴えました。

 「勝たないとだめよ」と激励する女性や、車のクラクションで声援を送る市民の姿が多く見られました。(しんぶん赤旗 2012年2月9日)