鹿児島・川内原発再稼動ノーの願い大倉野候補に 衆院3区補選で田村氏が応援

 10月16日告示された衆院鹿児島3区補選(28日投票)で、日本共産党の大倉野ゆみ子候補(62)=新=は、田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補の応援を受け、地元・南九州市で第一声をあげました。

 田村氏は、最大の争点の一つとなっている川内(せんだい)原発再稼働問題について「反対は大倉野さんだけで他候補は全員推進派」と指摘。「原発ゼロ、暮らし・福祉を守れの願いを大倉野さんに託してほしい。そして行き詰まった政治に風穴を開けよう」と呼びかけました。

 大倉野候補は、国民の多数が求めている原発からの撤退と再生可能エネルギーヘの転換を主張。「川内原発の再稼働と増設を許さず県民の安全を守っていく」とのべました。環太平洋連携協定(TPP)参加阻止、消費税増税の中止、オスプレイ配備撤回を求める立場を強調。「日本共産党の躍進で『アメリカ・財界いいなり』のゆがんだ政治を変えていきましょう」と力を込め、来るべき総選挙で議席倍増をめざす前哨戦となるこの補選で勝利に全力を尽くすと訴えました。

 まつざき真琴県議と内園知恵子南九州市議が、党派を超えた支援を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年10月17日)