米基地撤去の声 村山候補に 田村比例候補、仁比氏が応援

 11日投票の那覇市長選で、日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補が11月7日、仁比聡平参院比例候補が8日、それぞれ応援にはいり、村山純候補(日本共産党推薦、社民党県連・沖縄社大党支持)の勝利を訴えました。

 市南西部の小禄で村山候補とともに訴えた田村氏は、福祉切り捨てと負担押し付けを進める現職市長を批判。福祉事務所や農政に携わった村山候補の経験を紹介し、「市民・労働者の暮らしが分かり、弱者の立場に立てる村山さんこそ市長にふさわしい」と語りました。

 仁比氏は8日、市内宇栄原(うえばる)団地などで「村山市長誕生こそ、日本政府に基地撤去・オスプレイノーを突きつける一番の痛打になる」と強調。「日米安保条約を容認する現職市長では、安保見直しを求める県民・市民の思いに応えられない」と述べ、「オスプレイ押し付けと米兵犯罪の根本にある安保条約なくせの声を村山市長誕生で示そう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2012年11月9日)