原発なくても雇用守れる 熊本・八代市で田村、寺内候補

 日本共産党熊本県南部地区委員会は12月2日、田村貴昭、寺内大介の衆院九州・沖縄ブロックの両比例候補を迎え、八代市で演説会を開きました。

 田村氏は、ムダな大型公共事業や政党助成金、軍事費にメスを入れ、大企業や富裕層に応分の負担を求めれば「年金をはじめ社会保障の財源は確保できる」と強調しました。

 寺内氏は、憲法改悪をもくろむ勢力を批判して「平和憲法を命がけで守る」と決意をのべました。

 はしだ芳昭衆院5区候補は、国民と草の根で結びつく政党らしい政党、共産党への支持を呼びかけました。

 参加した女性(64)は「原発を即時ゼロにしても地元の雇用は守られるという話には納得。共産党支持の気持ちが強まった」と語り、薬害肝炎で苦しんでいるという女性(56)は「カルテがなく救済を受けられない。水俣病被害者救済でがんばってきた共産党に薬害被害者の全員救済を託したい」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年12月4日)