安倍暴走政権に審判下そう 三島候補、本土最後の訴え 衆院鹿児島2区補選27日投票

 選挙戦終盤を迎える衆院鹿児島2区補選(27日投票)で日本共産党の三島てらし候補(72)は、田村貴昭九州沖縄ブロック事務所長の応援を受けて4月23日、鹿児島市南部の谷山や喜入を駆け巡り、鹿児島本土では最後となる訴えをしました。南北600キロに及ぶ選挙区で、三島候補は24日から奄美群島を走ります。

 三島候補は、自民党が今回の補選を「安倍政権の信任を問う選挙だ」と公言していることを指摘。消費税増税反対、川内(せんだい)原発再稼働ストップ、環太平洋連携協定(TPP)断固反対など日本共産党が掲げる公約を訴え、「安倍暴走政権に審判をくだす選挙にしようではありませんか」と力を込めました。

 田村氏が「何としても三島候補を国会へ押し上げてほしい」と支持を訴えました。

 演説を聞いた男性(55)は、「全国が注目している選挙。アベノミクスは全く(効果が)来ていない。もっと地方が潤う政策をしてほしい。共産党が政権を揺るがすような政治をしてほしい」と三島候補を激励しました。(しんぶん赤旗 2014年
4月25日)