衆院候補の手記~ 沖縄で党への信頼感じた 九州・沖縄ブロック(定数21) 田村貴昭さん(53)

「消費税増税の凍結は、いずれ増税ということ。くらしと営業守るため、10%中止を掲げる共産党を応援してください。集団的自衛権で戦争する国づくにノーの声を、平和の党、日本共産党にお寄せください!」――街頭で訴えると、反応がこれまでと違います。手振りや声援も多く寄せられます。亡国の安倍政権を倒さねば。必ず国会に勝ち上がる決意です。

 沖縄県知事選で新基地建設許さない県民の明確な審判が下り、翁長雄志候補が圧勝。共産党の前那覇市議と元名護市議の2人も県議補選に当選する快挙です。オール沖縄の運動を支え、ブレずにがんばる党への信頼を現地でひしひしと感じました。アメリカいいなりの政治を転換させる議席。赤嶺政賢さんに私も続きます。

 九州沖縄は政治のゆがみが集中――雇用状況が全国的にも厳しいのに、政府は解雇自由特区を福岡市で認めようとしています。川内原発の再稼働はカウントダウンの段階にあり、これを許せば全国に広がります。県民の多数が反対です。佐賀空港へのオスプレイ配備の目的は、九州各県で構成する「日本版海兵隊」づくりにあります。そして、農業生産高が全国のブロックで一番高いのも九州沖縄です。TPPへの参加は、地域社会と経済を破壊します。

 衆議院九州沖縄比例ブロックの定数は21。自民7、維新4、民主3,公明3、みんな1、共産1、生活1、社民1の議席配分で、増税、改憲、原発推進勢力でほぼ占められています。

 このブロックにおける共産党の議席増は、まさに、8県県民への責務であります。

 今度が4回目の挑戦です。郵政解散、政権交代、第三極ブーム・・・悔しい思いを重ねてきました。しかし時代は自共対決。いま勝たずしていつ勝つかの情勢です。“ベテラン候補”はもう卒業です。参院選に続いて総選挙でも大飛躍を。勝っていいお正月を迎えようではありませんか。そして、いっせい地方選で田村貴昭は、衆議院議員として応援に入り、本格的な躍進を切り開く先頭に立ちます。大きなご支援を心からお願いします。(しんぶん赤旗2014年11月18日)