大分県革新懇が講演会 「恐れず侮らず」憲法守ろう 田村衆院議員が訴え

田村衆院議員(左)の講演に熱心に耳を傾ける参加者=22日、大分

田村衆院議員(左)の講演に熱心に耳を傾ける参加者=22日、大分

 大分県革新懇(河野善一郎会長)は9月22日、日本共産党の田村貴昭衆院議員を迎え「野党共闘と革新懇運動の役割」と題した講演会を大分市で開きました。80人が参加しました。
 
 田村氏は参院選の結果を振り返り、「共闘効果は一目瞭然。巨大与党を倒すには野党が手を結ぶべきだとの認識が国民の中に広がった」とのべました。その上で「戦争法廃止、安倍政権打倒、選挙で自公勢力を少数に追い込むとの合意は今も生きている」と強調。国会内外で暴走政治に終止符を打つために奮闘する決意をのべました。
 
 国会で3分の2以上を占める改憲勢力について「侮ることはできないが恐れることはない」とし、南スーダンPKOでの戦争法発動や憲法審査会での改憲策動を阻止するために「市民と野党の共同のすそ野を結集できる革新懇運動の出番だ」と呼びかけました。
 
 河野会長は「総選挙を視野に運動を大きく広げよう」とあいさつしました。(しんぶん赤旗 2016年9月24日)