原発停止貫く議席 井上予定候補力説 田村衆院議員が応援 鹿児島・薩摩川内市

声援にこたえる、田村議員(左)と井上候補(右)=10月2日、鹿児島県薩摩川内市

声援にこたえる、田村議員(左)と井上候補(右)=10月2日、鹿児島県薩摩川内市

 16日告示(23日投票)の鹿児島県薩摩川内市議選(定数26)で、4期目に挑む日本共産党の井上かつひろ候補(57)=現=の勝利をめざして10月2日、田村貴昭衆院議員を迎えた演説会が同市内で開かれ、約100人が参加しました。
 
 田村氏は川内原発が立地する自治体で、住民を守る立場から国や県に一貫して同原発の停止を主張してきた党の1議席の重要性を訴え、「川内原発停止、避難計画の見直しを求める共同を発展させるためにも井上候補を再び市議会に送ってほしい」と訴えました。
 
 井上候補は、「市長に賛成するのが仕事のような議員だけでなく、市民の立場で討論する議員がいなくてはならない」「引き続き川内原発停止、国保・介護保険料の引き下げ、子ども医療費の窓口無料化などの住民の要求実現のために全力を尽くす」と語りました。
 
 「冠嶽水系の自然と未来の子供たちを守る会」の川畑清明副代表、「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長が応援演説。「議会になくてはならない議席」と井上候補への熱い信頼と必要性を訴えました。
 
 井上予定候補と脱原発の運動に取り組んできた上原正利さん(69)は「金曜行動や集会に一緒に取り組んできました。議会に市民の声を届けられる貴重な議員の一人です。応援したい」と話しました。(しんぶん赤旗 2016年10月4日)