田村氏「暴走ピリオド」 真島氏「経済チェンジ」 小選挙区10予定候補が決意 福岡 

小選挙区候補者発表で決意を述べる(左から)田村、真島両衆院議員=11日、福岡市

小選挙区候補者発表で決意を述べる(左から)田村、真島両衆院議員=11日、福岡市

 日本共産党福岡県委員会が11月11日に福岡市で行った衆院小選挙区候補発表(1次分)の記者会見には、発表された10予定候補全員が参加しました。比例重複で立候補する現職の田村貴昭(10区)、真島省三(9区)両衆院議員が必勝の決意を語りました。
 
 田村氏は、安倍政権のTPP(環太平洋連携協定)衆院採決強行や憲法違反の安保法制を具体化する南スーダン自衛隊派遣を批判。「候補者の先頭に立ち安倍暴走政治にピリオドを打つたたかいに全力を尽くす」とのべました。
 
 真島氏は、経済産業委員会で中小企業支援や原発再稼働阻止に取り組んだことをふまえ「民意を尊重する政治、中小企業を主役にした経済へのチェンジが必要。国民の望みを実行し応える政治にしていく」と語りました。
 
 岡野隆県委員長は、必勝区を設け小選挙区勝利をめざす方針にふれ、「野党共闘の前進と日本共産党の躍進、そして新しい試みの総選挙に意気高く取り組む」と表明。比例での躍進をはかる県内40万票の得票目標や福岡6区補選での収穫と課題などを説明しました。(しんぶん赤旗 2016年11月13日)