野党共闘前進・党躍進へ 田村議員が演説会 長崎・諫早

諫早市議、衆院2区候補と共に壇上に立つ田村衆院議員(左端)=12日、長崎県諫早市

諫早市議、衆院2区候補と共に壇上に立つ田村衆院議員(左端)=12日、長崎県諫早市

 日本共産党長崎県中部地区委員会は2月12日、田村貴昭衆院議員を迎え、総選挙勝利と3月に行われる諫早市議選での2氏当選をめざす演説会を諫早市内で開催しました。
 
 田村氏は、日本共産党大会に初めて他党の代表からあいさつがあったことにふれ、「過去の長い共産党排除の時期をはね返し、政治を動かすまでに党が躍進を遂げてきた」と指摘。日本共産党への期待と関心が大きく広がる中、市議選挙と総選挙でも勝利し野党共闘を前進させようと訴えました。
 
 安倍首相がトランプ米大統領との会談で、核の抑止力を前提に日米同盟の強化を確認したことについて、被爆国の首相とは思えないと安倍政治を厳しく批判しました。
 
 近藤いちう衆院長崎2区予定候補が「平和な世の中を築いていくための仕事をしていきたい」とのべました。
 
 市議選に立候補する中野太陽、西田京子両市議が子ども医療費助成制度拡充の成果や、諫早市議会でも野党共闘が広がっていると報告。「市民の苦難解決に、全力を尽くす」と決意をのべました。
 
 会社員の男性(42)は、「田村さんの話は国政がどうなっているかわかりやすかった。やはり共産党議員を増やしていかなければ」と話しました。(しんぶん赤旗 2017年2月14日)