九州北部豪雨 共産党が義援金届ける 福岡・添田町長に田村・真島衆院議員ら

20245747_1005774972858824_569373254354977768_n 日本共産党の田村貴昭、真島省三両衆院議員は7月24日、高瀬菜穂子福岡県議とともに、九州北部豪雨で 大きな被害を受けた福岡県添田町に全国から寄せられた第1次分の義援金を届けるとともに、東峰村の被害を調査しました。
 
 添田町では寺西明男町長に党中央委員会、党県委員会と田川地区委員会からの義援金を手渡しました。添田支部の長沼嘉代子氏が同席しました。
 
 寺西町長は、「いち早く来ていただき心強かった。(義援金は)被災者の皆さんの力になります」とのべ、固く握手を交わしました。両氏は、農地の被害や河川の改良復旧、JR日田彦山線の再開などの要望を聞きました。
 
 懇談後、真島氏は「町長から農地被害で離農者が出るかもしれないとの不安を聞いた。町は独自支援も打ち出しており、国にもこの姿勢を受け止めさせ、ふさわしい支援を行っていかなければいけない」と語りました。
 
 東峰村では、村を南北に貫く国道沿いに被害を視察。23日に通行止めが解除されたばかりの道路わきにはまだ倒木や土砂を積み上げてある箇所があり、両氏は橋に土砂が詰まり流れが変わった谷川や家屋、道路の被害を調査しました。
 
 地元の伝統工芸「小石原焼」の被害を尋ねようと、両氏は工房に立ち寄りました。窯元の梶原弘喜氏は、「窯が土砂で埋まり、水を吸ったので数年は風を通して乾かさなければならない。少しの在庫はあるので窯が使えるようになるのを辛抱強く待ちたい」と語りました。田村氏は「一日も早い生業(なりわい)の再建のため力を尽くします。不自由が続くと思いますがご要望は遠慮なく言ってください」と力づけていました。(しんぶん赤旗 2017年7月25日)