核兵器禁止を国に求める 原口敏彦長崎知事候補 若者・被爆者・田村衆院議員あいさつ

原口長崎知事候補の出発式=日 長崎県知事選が1月18日告示(2月4日投票)され、無所属新人で「民主長崎県政をつくる会」の原口敏彦氏(56)=日本共産党推薦=の出発式が長崎市鉄橋で開かれました。
 
 原口候補は第一声で「長崎県の人口はこの5年で約5万人減り、大型事業優先の中村県政で長崎県はよくならなかった」と指摘。「全国では新潟や沖縄など安倍政権の暴走に声を上げる知事が誕生している。県民の命と安全、平和を脅かすものには堂々とたたかう知事を。私は安倍9条改憲にきっぱりノーといいます」と訴えました。
 
 原口候補のサポーターとしてがんばる男性(24)は「低い投票率を上げて現状を変えたいと、若者たちで『ぐっさんズ』を結成。宣伝物を作成するなど、原口さんの魅力を広げようと頑張っています」と発言。被爆者の女性は「先の戦争で、人生を翻弄(ほんろう)された被爆者です。願いは憲法9条を守り抜き、核兵器禁止条約の調印を国に求める運動を盛り上げること」と述べ「原口さんの勝利を」と訴えました。
 
 日本共産党の田村貴昭衆院議員は国会質問をふまえ、「長崎新幹線、現在決まっているのは66キロのみ。まさに『長崎だけ新幹線』。わずか20分だけの新幹線に県は500億円投資する。こんなムダ遣いはやめさせ、原口さんを知事にしてくらしを大事にする県政へ変えていこう」と呼びかけました。
 
 日本共産党の志位和夫委員長などから応援のメッセージが寄せられました。(しんぶん赤旗 2018年1月19日)