共産党議員ら被爆者見舞う 原爆病院・ホーム

38675482_2642378172567484_5441286980606361600_n 日本共産党の田村貴昭、本村伸子両衆院議員、紙智子参院議員と堀江ひとみ長崎県議は8月8日、長崎市内の病院と養護ホームを訪れ、被爆者を見舞いました。
 
 350人が入所する恵の丘長崎原爆ホームでは、約100人の入所者と職員がロビーで出迎え。入所者の平川スミ子さん(105)が車椅子であいさつし、「あの雲の下で起きた惨劇が、今もこの目に焼きついている」と話しました。
 
 長崎出身の父を持つ本村氏は「父は5歳で被爆し、父の弟は2歳で幼い命を奪われた。二度とこのようなことがないように、皆さんと力を合わせたい」と強調しました。
 
 入院患者の4分の1を被爆者が占める日本赤十字社長崎原爆病院では、入院中の被爆者と面会。平野明喜院長から、被爆者医療の現状について説明を受けました。
 
 平野院長は「近年は、韓国や南米の在外被爆者に検診医を派遣するなどの取り組みも行っている」と話しました。
 
同院は、6万冊以上の被爆患者のカルテを電子化するなどの保存事業にも力を入れており、田村氏は「後世に残したい貴重な資料だ」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年8月9日)