改憲発議止めよう 北九州で市民アクション 田村議員駆けつける

田村議員② 北九州市の「安倍9条改憲NO!八幡市民アクション」は3月28日、八幡西区のJR黒崎駅前で「みんなで止めよう改憲発議」を掲げて市民集会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が駆け付け、訴えました。
 
 雨が降る中、36人が集まり、のぼり、プラカードを掲げ、「改憲発議に反対する全国緊急署名」を呼びかけました。
 
 田村氏は、新型コロナウイルス感染が広がる中、安倍首相が両院議員総会(17日)で改憲に固執する発言をしたことを批判。「国際紛争を解決する手段として武力の行使を禁じた日本国憲法はアジアと世界のお手本だ」、「憲法を暮らしに生かすため、ともに力を尽くしましょう」と訴えました。
 
 事務局長の嶋・國勝氏は、八幡が空襲を何度も受けた地であることに触れ、「戦争は二度と起こしてはいけない。憲法9条を何としても守り抜きたい」と力を込めました。3000万人署名では、約1万9000人分の署名が集まったとし、緊急署名についても「広く市民に呼びかけていきたい」と話しました。
 
 署名をした60代の男性は、9条改憲を狙う安倍首相を「許せない」と厳しく批判。自民党に代わる政権が必要だと話しました。(しんぶん赤旗 2020年3月31日)