GoToキャンペーンの問題点指摘 田村衆院議員オンライン国政報告会 鹿児島

オンラインかごしま 日本共産党鹿児島県委員会は6月6日、田村貴昭衆院議員の「Zoom」による国政報告会をインターネットで配信しました。平良行雄県議が司会を務め、九州電力川内原発が立地する薩摩川内市の井上勝博市議、馬毛島に米軍FCLP訓練移転がねらわれる西之表市の橋口美幸市議も参加しました。(動画はこちら)
 
 田村氏は8日に審議入りする新型コロナウイルス対策の第2次補正予算案について報告。収束後を見据えた 「Go Toキャンペーン」や持続化給付金の巨額の委託費の問題、10兆円にも及ぶ予備費の問題を指摘しました。
 
 井上市議は、県境をまたぐ移動の自粛が求められる中、川内原発で全国各地から数千人の作業員が集まり、テロ対策施設の建設や定期検査を進めている問題や、3号機増設がねらわれている問題について報告。1・2号機の20年延長運転に反対するネット署名への協力を呼びかけました。
 
 橋口市議は、所有者が繰り返してきた馬毛島の違法開発の実態や、米軍訓練移転に反対する市民運動について報告。「全国の皆さんと力を合わせて阻止したい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2020年6月9日)