公害(水俣・アスベスト・枯葉剤245T・大気汚染・カネミ油症)

水俣病被害調査 拒み続ける国 全体像調べず「診断手法開発」に固執

水俣病不知火患者会の人たちとの懇談であいさつする市田氏(正面中央)=10月19日、熊本県水俣市

 「まっすぐ歩くことができないんです。人から注意され初めて気づきました」。長崎で生まれ、4歳になった終戦の年に鹿児島県阿久根市折口に移り住んだ女性(79)は話します。メチル水銀による中毒症状との診断を受けたのは6年前。水俣病の症状をもちながら、国から認定されていない「水俣病患者」の一人です。患者団体は、被害の全体像と実態の解明につながる不知火海沿岸住民47万[記事を表示]

石綿飛散防止が不十分 実効性ある規制を 田村貴昭衆院議員 

15日 アスベスト問題 環境委

 「夫はトイレに行くにも呼吸困難になり、こんな思いをするくらいなら殺してくれと何度も言われた」―。日本共産党の田村貴昭議員は5月15日の衆院環境委員会で、アスベスト(石綿)の健康被害で夫を亡くした女性の手記を読み上げ、石綿の飛散防止対策を強化するはずの大気汚染防止法改正案が極めて不十分だと批判し、実効性ある規制を求めました。(質問動画はこちら)  田村[記事を表示]

石綿飛散防止不十分 対策強化求める 田村貴昭衆院議員

tamura 7niti

 日本共産党の田村貴昭衆院議員は4月7日の衆院環境委員会で、建築物の解体等工事での石綿(アスベスト)飛散防止対策の強化を求めました。2028年には石綿建材を使った建物の解体がピークを迎えることから、今国会では、大気汚染防止法の改定が予定されています。(質問動画はこちら)  田村氏は、改定の罰則規定が現実の違反行為に対応できていない事例として、鹿児島市内[記事を表示]

200-衆-環境委員会-3号 2019年12月3日 脱炭素にかじ切れ/悪質事業者に指導厳しく メガソーラー/水俣病特措法から10年 健康調査の実施を

○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、地球温暖化対策について質問します。 COP25、国連気候変動枠組み条約第二十五回締約国会議が昨日からスペインのマドリードで始まっています。これに呼応して、世界と日本で若者たちが、また、お子さんを連れたお父さん、お母さんが地球を守ろうと運動をされているところであります。 十一月二十九日には、日本全[記事を表示]

解雇中止 働きかけよ チッソ関連会社計画 田村氏が要求

チッソ解雇問題=11月12日、環境委

 田村貴昭議員は11月12日、衆院環境委員会で、水俣病加害企業のチッソを分社化したJNCが子会社のサン・エレクトロニクスを封鎖し、114人の従業員を解雇する計画について、政府の責任で中止を働きかけるよう求めました。(質問動画はコチラ)  田村氏は、解雇計画が「地域における事業の継続等により当該地域の経済の振興及び雇用の確保に資するものであること」と定め[記事を表示]