漁業・水産業

戦略特区WG 記録の存在認める 野党ヒアリングで水産庁

国家戦略特区利権隠ぺい疑惑問題の野党合同ヒアリング=18日、国会内

 国家戦略特区ワーキング・グループ(WG)で漁業法改定にかかわる規制緩和案をめぐるヒアリングの開催が隠ぺいされた問題で、水産庁は6月18日、ヒアリングの記録が存在していたと明らかにしました。内閣府は「単なる『打ち合わせ』で記録はない」と野党側に説明していました。同日の野党合同ヒアリングで明らかになりました。  座長判断で会議の開催自体を隠ぺいでき、不透[記事を表示]

安心操業の政策に 紙・田村貴昭両氏、水産庁に要請 小規模・沿岸漁業者を代弁

長谷成人水産庁長官(左)に要請書を手渡す、紙、田村の両氏=17日、国会内

 日本共産党の紙智子参院議員と田村貴昭衆院議員は6月17日、長谷成人水産庁長官に対し、苦境にある小規模・沿岸漁業者が安心して操業し、生計を立てられる政策に転換するよう要請しました。  紙、田村両氏が長谷氏に手渡した要請書は、▽小規模・沿岸漁業者のクロマグロ漁獲枠の大幅確保▽クロマグロ、イカ、カツオに関して資源に対するダメージが大きい大規模漁業の規制▽漁[記事を表示]

漁獲枠配分 大規模偏重見直せ/田村貴昭氏「漁民苦境」 農水委

漁業問題で質問 22日 農水委②

 田村貴昭議員は5月22日の衆院農水委員会で、クロマグロの厳しい漁獲規制のもとで、まき網漁船などの大規模漁業偏重の漁獲枠の見直しを求めました。 (質問動画はコチラ)  高級魚のクロマグロは、過剰な漁獲によって資源状態が極端に悪化し、漁法や地域ごとの漁獲枠が設けられています。田村氏は、4月27日に青森県大間町で行われた「全国クロマグロ漁師サミットin大[記事を表示]

198-衆-農林水産委員会-14号 2019年5月22日 漁業枠配分 大規模偏重見直せ

○田村(貴)委員 最大限配慮するといっても、長谷長官、その説明が、沿岸漁業者、クロマグロ漁師さんたちを説得するものにはなっていない。もう何年も続いているわけですよね。現状が変わらず、それどころかどんどん悪くなる状況に対して、マグロ漁師が生計を維持できるように、将来に展望が持てるように、早急に漁業枠の配分を見直すように、強く要求するものであります。 マグ[記事を表示]