農林水産省への要請では、葉梨康弘副大臣が要請書を受け取りました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が同席しました。
農民連の笹渡義夫会長は「コロナで需要が飛んだ。農家に“安心してコメを作って”との姿勢を示してほしい」と述べ、備蓄米の追加買い入れなどを求めました。
15ヘクタールの田んぼでコメを生産している千葉県農民連の小倉毅副会長は「高齢化、後継者難に加えて米価の下落だ。農家を支える対策をしっかり示してほしい」と訴えました。
葉梨副大臣は「これまでの枠から外れたことはできない」と回答。笹渡氏は「あらゆる対策を検討してほしい」と改めて求めました。(しんぶん赤旗 2020年10月2日)