飼料高騰による酪農危機に対応する政府の新たな緊急対策について、農林水産省の森健畜産局長は3月29日、衆院農水委員会で「(対策をしても)農家の負担は増える」と答弁し、同対策では助けにならないことを自ら認めました。田村貴昭議員への答弁。 政府は28日、畜産・酪農への支援策を含む物価高騰対策を閣議決定。1~3月に配合飼料1トン当たり8500円を補填(ほて…[記事を表示]
畜産・酪農(動物検疫・豚コレラ含む)
酪農廃業回避を急げ 田村貴昭議員、支援強化訴え 衆院農水委
日本共産党の田村貴昭議員は3月8日の衆院農林水産委員会で、食料や生産資材の輸入自由化で多くの酪農家の経営が悪化し、廃業を決めている実態を示し、支援策強化の実現を訴えました。(質問動画はコチラ) 田村氏は「安心・安全な国産牛乳を生産する会」が行った全国107の酪農家に対するアンケート調査ではすべての酪農家が赤字で、27%が廃業すると回答したと紹介。「…[記事を表示]
離農拡大 畜産・酪農救え 農家と農民連 農水相に緊急対策要請
配合飼料をはじめとする生産資材の高騰、農産物価格の低迷などで離農・廃業・倒産が広がる危機的な畜産・酪農の状況の打開を求め、酪農家・畜産農家が2月14日、野村哲郎農水相に、肥料価格の高騰分の直接補填(ほてん)などの対策を直訴しました。 農民運動全国連合会(農民連)の長谷川敏郎会長は、各地から寄せられた大臣あての「緊急要望書」を手渡して、「危機はさらに…[記事を表示]
酪農の危機 命の問題 「国産乳守ろう」 農家・消費者ら集会
消費者・生産者が手を携え、生産資材の高騰などで離農・廃業が広がる畜産・酪農の危機を打開する対策を求める院内集会が2月14日、参院議員会館で行われました。農民運動全国連合会(農民連)、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)、食料安全保障推進財団、安心・安全の国産牛乳を生産する会が呼びかけました。 主催者あいさつで農民連の長谷川敏郎会長は「…[記事を表示]