野党連合政権で税金の使い方変えよう 田村貴昭議員迎えつどい 福岡・糸島

糸島つどい=26日 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月26日、福岡県糸島市で柳明夫党市議とともにつどいに参加し、「次の衆院選で野党連合政権をつくろう」と訴えました。
 
 田村氏は、首相指名での立民・枝野幸男代表への投票や市民連合の政策要望書を土台にした共通施策づくりなど市民と野党の共闘の発展を報告。九州・沖縄比例での党躍進を訴え、「政権構想の合意を目指し、共闘を加速しよう」と力をこめました。
 
 参加者から「菅首相の後ろには竹中平蔵氏がいるのでは」「税金が国民のために使われていない」と次々意見や質問が出ました。田村氏は、「歴代自公政権は竹中氏を重用し、新自由主義のもと、格差と貧困が拡大した。氏を政府の諮問機関に据えることは絶対反対しなければ」「巨費を費やすイージス・アショアを止めたと思ったら憲法違反の敵基地攻撃能力。この税金の使い方を変えよう」と話しました。
 
 尖閣諸島近海で取締船に乗務していた経験を話した男性(73)は、領土問題をめぐる党の考え方を聞き「ああいう話を聞けるとは思っていなかった。いいことを言ってもらえた。共産党の議員を増やしたい」と話しました。
 
 柳市議が、核兵器禁止条約の締結を求める意見書の全会一致での可決など市議会活動を報告しました。
 
 会場で1人が入党を決意しました。(しんぶん赤旗 2020年9月30日)