日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月10日朝、RKB毎日放送ラジオの「櫻井浩ニインサイト」に電話出演し、疑惑の究明やコロナ危機対応について縦横に語りました。
吉川貴盛、西川公也両元農水相の献金疑惑について田村氏は、「業界からの要望、陳情の中で政治家が現金を受けたとなると、カネで行政をゆがめたという重大問題であり徹底的に追及していく」と述べました。
「桜を見る会」前夜祭については、「安倍前首相も当時の菅官房長官も1年間、国会と国民を欺いてきた。国会での話なので国会に出てきてもらう以外に解決方法はないので、安倍前首相の証人喚問を求めたい」と述べました。
菅政権の新型コロナ対応について田村氏は、「不要不急の外出をやめましょうと言われているときに、『GO TO』をさらに延長するなんて感染収束に逆行するし、菅政権による人災といわなければなりません」と語り、コロナで減収した人に直接支援を行うことと無症状感染者を含めて徹底的に検査することが大事だと強調しました。
来秋までに行われる衆院選挙での立憲民主党との共闘についての質問に、田村氏は種苗法改定反対や元農水相の献金疑惑での国会共闘にもふれ、「すべての福岡の選挙区で野党は統一候補でやっていこうと確認していますので、共闘は前進すると確信しています」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年12月15日)