馬毛島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転が狙われる鹿児島県西之表市で12月5日、日本共産党の田村貴昭衆院議員を迎えた演説会が開かれました。
田村氏は、「馬毛島の基地建設を許さない八板俊輔現市長と、日本共産党の2人の市議の勝利で基地建設を止める。来年の総選挙で野党連合政権を実現しよう」と訴えました。
「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の三宅公人会長が来賓あいさつし、防衛省に30万人分の署名を提出し、防衛省と野党3党、市民団体の合同ヒアリングが実現したことを報告。署名運動に日本共産党が奮闘していることに感謝の言葉を述べ、「一緒に基地計画をやめさせるために頑張りましょう」と呼びかけました。
馬毛島近海で漁をする漁師も「防衛省は、説明になかったことを突然やってくる、許せない。力を貸してほしい」と訴えました。
2021年1月24日告示(31日投開票)の市議選に挑む渡辺みちひろ、橋口みゆき両市議が決意表明。渡辺氏は新型コロナ感染が広がる中、農家の持続化給付金の申請手続きで、農家から多数相談が寄せられていることなど2期8年間の取り組みを紹介。「馬毛島の基地建設阻止の先頭に立つ」と訴えました。橋口氏は、子育て支援の取り組みが他自治体と比べても進んでいることを紹介し、「日本共産党の2議席と八板市長の勝利を」と訴えました。(しんぶん赤旗 2020年12月8日)