今年初の大型地方選となる北九州市議選(22日告示、31日投票)勝利に向け、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月17日、北九州市門司、小倉地区の街頭6カ所で訴えました。
立候補予定の高橋都(門司区)、うど浩一郎、藤沢かよ(小倉南区)、大石まさのぶ、出口しげのぶ(小倉北区)の5氏がともに訴えました。
田村氏は、「コロナ危機の下、3500億円の下関北九州道路を絶対に造らせてはいけない。かつて各区にあった七つの保健所を復活させましょう」と訴え。同市では、ドライブスルー方式の検査センターの設置、3万人が対象となる介護施設などでのPCR検査が拡充され、「全国の中でも画期的な前進であり、党市議団の7度にわたる申し入れが拡充に結びついた」と強調しました。
田村氏は、安倍晋三前政権に続く菅義偉・自公政権の無為無策のコロナ対策、「桜を見る会」前夜祭の疑惑など「政治とカネ」の問題を批判。「10候補全員の勝利で政権交代の流れを北九州からつくるため全力を挙げる」と力を込めました。
後援会員、支持者などが各地で応援に駆け付け、演説に足を止める子どもを抱えた母親の姿もありました。
小倉南区の徳力団地前では約120人が集まりました。ある男性(30)は「韓国や台湾では徹底したPCR検査で感染拡大の抑え込みに成功している。日本でもサッと受けられるようにしてほしい」、小倉北区の黒原交差点では医療機関で働く女性(57)が「安心して働けるように医療従事者への無料検査をしてほしい」などの声が相次ぎました。(しんぶん赤旗 2021年1月18日)