土砂崩れ「家住めない」 田村・まじま氏に住民 佐賀

6日 嬉野市災害調査③ (2) 日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロツク比例予定候補は9月6日、8月の豪雨による被災から3週間以上となる佐賀県武雄市や嬉野市、大町町を訪れ、現在の状況などを調査しました。
 
 嬉野市大舟地区を調査。土砂崩れで小屋が倒壊し、自宅に土砂が入ってきた男性(68)は「今は避難場所として旅館が提供されていてそこにいますが、この家には帰れない。土砂が入り込んで、とても住める状態じゃない。他の所にいってアパートなどを借りて住むしかないでしょう」と肩を落としました。
 
 田村氏は男性に「もうこの状態では人が住むことができない。住居被害としては全壊状態です。国、県、市で行っているあらゆる支援を使ってください。私も力になるよう頑張っていきます」と声を掛けました。
 
 武雄市の災害ごみ集積所に指定されている「北方運動公園」を訪れた田村氏。江原一雄西部地区委員長・市議が「今回の災害ごみは比較的新しい電化製品などが捨てられているのが特徴です。2年前の豪雨被害の時に買い直したものが、また大雨で使えなくなっている」と説明しました。田村氏は捨てられている大量の電化製品の年式などを確認しました。(しんぶん赤旗 2021年9月8日)