政権交代「納得した」 田村氏ら宣伝に市民共感 北九州

朝宣伝をする(右から)田村氏、出口、大石両市議=13日、北九州市小倉北区 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月13日、北九州市小倉北区のJR小倉駅前で朝宣伝をしました。大石正信、出口成信市議とともに、総選挙の比例での党躍進と政権交代を訴えました。
 
田村氏は、菅首相が政権を投げ出し、コロナ禍をよそに権力闘争に明け暮れる自民党政治の行き詰まりを指摘。市民連合と4野党で結んだ六つの共通政策を紹介し、「悪政続きの自公政権にピリオドを打つ総選挙。野党連合政権実現に力を貸してほしい」と呼びかけました。科学に基づくコロナ対策や「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を語りました。
 
立ち止まって演説を聞いていた男性は「政権交代なんかうまくいきっこない」と渋い顔。出口市議が野党共闘や党の中国への態度、党綱領などをじっくり説明すると、「納得させられてしもうた。綱領も読んでみよう」と笑顔で立ち去りました。
 
宣伝で「しんぶん赤旗」号外を配布した男性(77)は「これまで家族だけの支持だった方が『躍進願っています』と周囲に支持を広げてくれるなど、新しい支援者が広がっている。政権交代を実現する特別な総選挙。何としても頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2021年9月14日)