日本共産党の元衆院議員で、生涯を通じて労働、平和運動などに尽くす中、今年7月に逝去した小沢和秋さん(享年89)をしのぶ会が12月4日、福岡県中間市で開かれました。労働運動でともにたたかった仲間、日中友好協会、原水協、日本共産党の関係者ら230人が参列しました。
赤嶺政賢衆院議員がビデオメッセージ、田村貴昭衆院議員らがあいさつ。故人の功績と気さくな人柄を振り返り、参列者らの笑いや涙を誘いました。東京大学の学生時代の友人でもある映画監督の山田洋次氏や不破哲三氏ら90人がメッセージを寄せました。
党参院議員予定候補の、にひそうへい(比例)、まじま省三(福岡選挙区)両氏が小沢氏の遺志を引き継ぎ参院選で勝利すると決意表明。にひ氏は、幼少期から見聞きした小沢さんの不屈のたたかいや、04年の参院選で初当選の際に後継者ができたと喜んでくれたことなどを振り返り、「議席奪還で改憲派を阻止し、憲法が生きる日本のために頑張り抜く」と決意を述べました。(しんぶん赤旗 2021年12月7日)