大分県日田市の日本共産党と党後援会は1月23日、同市で田村貴昭衆院議員を迎えて「新春のつどい」を開きました。
田村氏はオミクロン株でも後手後手となった国のコロナ対応や岸田首相が「新しい資本主義」と呼ぶ大企業・富裕層応援の経済、日本を戦争に巻き込む敵基地攻撃能力保有の検討を批判。日本共産党党の「やさしく強い経済」などの提案も示し、夏の参院選での日本共産党躍進を訴えました。
中国、北朝鮮をめぐる平和の問題で田村氏は東アジアの地図を広げ、ASEAN諸国を中心に日米中も加わる平和の枠組みがつくられていることを紹介。「“目には目を”の対決ではなく、平和の枠組みと憲法9条を生かした平和外交が求められている」と力説しました。命がけで侵略戦争に反対し、戦後も憲法と平和を守り頑張ってきたのが共産党だと力を込め、「参院選で、にひそうへい予定候補をはじめ比例代表5人全員の勝利に力をあわせよう」と呼びかけました。
ケアマネジャーの男性(38)は「暮らし、生業(なりわい)のあらゆる分野で政治を変えていくことの大事さがよく分かった。JCPサポーターとして今日の訴えを広げたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年1月25日)