日本共産党の田村貴昭衆院議員は2月11日、佐賀県みやき町議選(15日告示、20日投票、定数16)を目前にした同町で中尾純子予定候補とともに3ヵ所で街頭宣伝を行いました。
田村氏は全国でコロナ感染が拡大する中、ワクチン接種率の低さやPCR検査体制の遅れなどを挙げ、「政府のコロナ対策の見通しの甘さが感染をここまで広げた」と強調。政府が農業政策で農家に転作を奨励してきたが、2022年度から交付金を見直すことに方針転換した問題について、「国策に農家は翻弄(ほんろう)されています。食料自給率も39%になり、さらに下げると言っている。政府は備蓄米の買い取りなどで農家も自国の食料も守る必要がある」と訴えました。
中尾予定候補は新型コロナの影響で収入が減ったとの声を紹介。「生活が苦しくなっている人たちがいる。国と町が支援を強める時です」と力を込め、国保税の子どもの均等割廃止や高校卒業までの医療費の無料化、デマンドタクシーの導入を訴えました。(しんぶん赤旗 2022年2月15日)