参院比例代表で議席を回復した日本共産党の仁比聡平氏は7月12日、北九州市のJR小倉駅前で、福岡選挙区で善戦健闘した真島省三氏、田村貴昭衆院議員とともに選挙結果を報告、公約実現の決意をのべました。
仁比氏は、岸田文雄首相が選挙期間中にNATO首脳会議などで軍事費増大を宣言する一方で、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加すらしなかったことを批判。「草の根から力を合わせて、憲法9条を生かした平和外交の日本に変えよう」と呼びかけました。
真島氏は、結果は及ばなかったものの、対話した青年らから寄せられた党への期待の声を紹介し、「県民の声を国会に結ぶために頑張る」と語りました。
50人を超える地域、法律、建設後援会のメンバー、仁比氏の家族らが駆け付け、議席奪還を喜び合いました。東敦子弁護士がマイクを取り、「やさしい政治にしてほしい」との期待を語りました。
建設後援会で奮闘した建設業の「一人親方」の男性(51)は、「インボイスは絶対に中止してほしい」と話しました。
訴えに足を止めた男性(70)は、「消費税減税や野党共闘に期待して共産党に投票した。頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年7月15日)