長崎県の日本共産党北部地区委員会は11月13日、田村貴昭衆院議員を迎え、来春の統一地方選での勝利・躍進に向けた演説会を佐世保市で開きました。2期目に向け奮闘する小田のりあき佐世保市議と、「今度こそ」と初議席をめざす辻きよと川棚町議予定候補が決意表明しました。
田村氏は「念のためにあえて申し上げますが私、統一協会とは何の関係もありません」とユーモアを交えて切り出し、「共産党は50年間、統一協会とたたかい、今も先頭にたってこの問題を追及している」と紹介しました。
川棚町に県と佐世保市が建設を強行している石木ダム問題に触れ、「水没予定地に暮らし、反対運動を続ける地元住民や支援者のみなさんと一緒にダム建設反対をたたかっている小田市議と辻予定候補の議席がどうしても必要だ」と訴えました。
さらに「日本農業新聞」が行った、農政モニター調査の政党支持率で共産党は維新を抜いて野党第2党になったことを紹介。自民党と統一協会の癒着や物価高騰対策、コロナ対策などでの岸田内閣の無為無策ぶりを明らかにし、「岸田政権を打倒するためにも、統一地方選で共産党の躍進を」と呼びかけました。
小田市議と辻予定候補は、「石木ダムを必ず止める」「憲法9条を守りたい。そのためにも議席獲得に全力をあげる」と決意を語りました。(しんぶん赤旗 2022年11月16日)