熊本県の日本共産党阿蘇支部は12月11日、田村貴昭衆院議員を迎え、1月22日告示(29日投票)の阿蘇市議選で、たけはら祐一予定候補=現=の勝利を必ずと演説会を開きました。
田村氏は国政報告をし、岸田内閣の5年で43兆円の防衛予算などの大軍拡・大増税を批判。統一協会問題では、「実効ある救済策」を求めたことを紹介しました。物価高騰対策では、消費税5%引き下げこそ最大の効果を生むと指摘し、インボイス制度導入の中止、賃上げのための企業の社会保険料の負担を減らす直接支援も訴えました。
たけはら氏は、市の基金17億円を活用し、県内14市中一番高い国保料を引き下げることや介護保険料・利用料の据え置きなどの実現に全力をあげたいと訴えました。
田村氏は参加した農業者と演説会後に懇談し、実態や要望を聞き取りました。飼料・肥料、燃料費などの高騰が生産者を直撃している窮状が語られました。田村氏は衆院農林水産委員会で、米国やEUですでに実施している農家の収入減少を補てんする直接支援など緊急支援策の必要性を訴えたことを紹介し、「苦境を切り開くためにも力を合わせましょう」と応じました。たけはら、小国町議の児玉智博の両氏が同席しました。(しんぶん赤旗 2022年12月13日)