長崎県の日本共産党中部地区委員会は4月29日、島原市に田村貴昭衆院議員を迎え、5月21日告示(28日投票)の市議選(定数19)で議席回復に挑戦する、いちくら澄子予定候補=新=の勝利めざす演説会を開きました。会場いっぱいの参加者で熱気にあふれました。
田村氏は、岸田内閣がすすめる大軍拡を厳しく批判。「5兆円あれば国民の年金を1人12万円引き上げられる。また病院代を国民が負担しなくて済むようになる。暮らしをよくする願い、平和の願いを日本共産党のいちくら予定候補に託してほしい」と呼びかけました。
いちくら予定候補は、共産党が実施した市民アンケートに多くの声が寄せられたと紹介。「『学校の給食を無償にしてほしい』『隣の南島原市は高齢者へのタクシー代助成が1万4千円なのに、島原市は6千円しかない』などの市民の声を届け、実現するために頑張りたい」と決意を述べました。
島原市議会では核兵器禁止条約に参加を求める請願が4回も否決されたと指摘し、「市民の声が届く議会をつくるためにも、市議会に押し上げてほしい」と訴え、大きな拍手に包まれました。
参加した市民からは「共産党が市民のために頑張っているのかよく分かった。市議会に共産党がいないのは残念。ぜひ議員になってほしい」などの感想が寄せられました。(しんぶん赤旗 2023年5月2日)