九州・沖縄8県の日本共産党は6月19日、次の総選挙で党躍進に向け国民の中に打って出ようと、いっせい宣伝(20日まで)に取り組みました。北九州市小倉北区のJR西小倉駅前では、衆院九州・沖縄ブロック(定数20)の田村貴昭比例代表候補・衆院議員が大石正信、出口成信両市議、地域後援会のメンバーとともに訴えました。
田村氏は、軍拡財源法などの悪法を強行する一方、少子化対策には財源を示さない岸田政権を批判し、各社の世論調査で軒並み内閣不支持が支持を上回っているのも当然だと指摘。高すぎる学費の無償化や賃金引き上げなどの党の政策を訴え、自民・公明・維新・国民の暴走を許さず、「大軍拡に一緒に反対し、暮らしを温めるまともな政治をつくっていこう」と呼びかけました。
通行人が次々にビラを受け取りました。ビラを受け取った会社員の女性(50)は、国立病院の基金を軍拡財源にすることを「初めて知った」とのべ、党の外交努力をとの訴えに賛意を示しました。
参加した党日明支部の男性(74)は「地域でのハンドマイク宣伝にも力を入れ、市民の要求を聞きながら、党の政策をしっかり伝えていきたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2023年6月20日)