通常国会が閉会した6月21日夕、日本共産党の田村貴昭衆院議員は福岡市西区の姪浜(めいのはま)駅前で、山口ゆうと衆院小選挙区予定候補(福岡3区)とともに緊急の街頭演説をしました。
田村氏は、岸田政権の支持率急落を紹介し「国民がダメ出ししている」と指摘しました。軍拡財源法をめぐる国会論戦を報告し、増税のみに反対する野党もあるが、大軍拡路線に正面切って反対しているのが日本共産党だと強調。「今こそ憲法9条を守るべきだ。日本共産党を総選挙で大きく躍進させてほしい」と呼びかけました。
山口予定候補は、7月に同市で開催の世界水泳選手権で、電通が業務を取り仕切り、市の負担が当初見込みの3倍になっていると語り、「こんなことは許されない。日本共産党は税金の使い道を国民目線で厳しくチェックしていく」と訴えました。
地域の党員らがプラスターを持って宣伝を盛り上げました。壱岐北支部の男性(75)は「議論もまともにせずに悪法をどんどん通すのでは国会と言えない。もう自公政権はいらない。解散・総選挙、早くしてもらいたい」と話しました。
SNSで街頭演説を知って聞きに来た男子高校生(17)は「共産党の話は的を射ている。維新、国民もなんだかんだで与党の一部。選挙で勝つため、野党共闘を進めてほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2023年6月23日)